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「お仙泣かすな馬肥やせ」な夜2021.05.22

ある夜のお話し

 

私の尊敬する作家に村上春樹さんと松本清張さんがいる。

尊敬?

ワタシはモチロン物書きではないので大好きといった方が良いのか?
日本語とは難しいものであります。

 

コロナ過で夫婦の楽しみである旅行が無くなった私たちは、
夜になると耳うるさいテレビを消しまして、
主人の作った旅行記を読み返すのが日課となっている。

 

憧れのお二方とは比べ物になるものではないが、
なかなかに読み応えのある写真付きの見事なる冊子である。

今では3冊目になる。

 

 

昨夜は旅行で訪れた福井県丸岡城の思い出を語る夜となるのだが。

テレビを消したあとは、ラジオをつけてみる。

YOASOBIさんの「夜に駆ける」がかかっている。

 

近年の音楽は文章が長く伝える物語の言葉数が多すぎるということに
食いついてしまった。

 

そこで、一筆啓上「お仙泣かすな馬肥やせ」

出来るだけ文章は短く作り相手に伝える本多重次が妻に宛てた手紙から、
丸岡城の思いで話になったのですよ。

 

 

いっちょ前に物書きの極意について語ってしまった夜です。

 

ワタシは、もう一人の大好きな人である
東野圭吾さんの夢幻花を読むとしよっか😄

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

戦国時代。五七五で家族のことを思う気持ちが充分読み取れます。

 

完結な文から、本多重次さんの能力の高さがわかりますね。

 

by鈴木